語学とコミュニケーション能力を磨き
「アジアの時代にアジアを学ぶ」
地域社会の要請に応える人材育成を

「今世紀はアジアの時代」といわれるように、わが国においてもアジア諸国との関係の重要性は、文化、政治、経済等あらゆる分野で高まっています。特にGDP では日本を抜いて世界第2 位の経済大国となった中国や、家電?自動車部門で世界のシェアを伸ばす韓国については、経済分野において欠かせないビジネスパートナーとなっています。今後も日本企業によるビジネスは拡大していくことが十分予想されます。

国内に目を向けても、ビザの発給要件の緩和策などにより、中国?韓国はもとより、広くアジア諸国から日本を訪れる観光客(商用含む)は増加しています。平成28 年度における訪日観光客数は、年間約2,040万人を超えており、社会文化?ビジネス全般におけるアジア地域の重要性は、着実に高まっています。

本学大学院?商学研究科は、こうした社会経済の流れの中で、そのスタンスをアジアに据え、特に東アジア地域の重要性を認識しながら、東アジア地域との経済?ビジネス関係を研究し、異文化の理解を深め、東アジアの発展に貢献できる人材の育成を第一に掲げています。

同時に、北海道に立地する本学として、北海道の自然環境や食料基地としての特性を生かしながら、国際競争力の高いブランド品、情報の発信や魅力ある観光地づくり、そして地域経済を牽引する基幹産業の振興を推し進める研究?人材育成に努めています。さらに、国内外、特に東アジアとの商ビジネスや観光振興の拡大を図る戦略についても、これまで数多くの研究を実践し、その成果を広く社会に還元してまいりました。今後も、地域社会の要請に応えるため、地域における産業?ビジネスの発展方策の研究を広く社会に公開(広報)するとともに、生活の質を高めるための新しい分野を切り拓き、拡がりのある産業経済とグローカルビジネス活動を担う高度な専門的人材を養成することが本研究科の使命?目標と考えています。

繰返しになりますが、今、「アジアの時代」に求められる人材は、グローバルな視野に立脚すると同時に、地域経済や観光振興を牽引する革新的で高度な専門的知識を有する者です。本学大学院?商学研究科は、時代の環境変化に対応する創造力と応用力を併せ持った地域社会に貢献する人材、実践的なコミュニケーション能力を身につけたプロフェッショナルな人材、研究者、北海道に住み、東アジアとの関係に強い関心を抱き、東アジアのコマースビジネスや観光サービスに関する専門的知識を向上させようとする意欲的な人を求めます。